用語:doe
DOE
正式名称・定義
- 正式名称: Dividend On Equity(株主資本配当率/自己資本配当率)
- 読み方: でぃーおーいー
DOEは、自己資本(株主資本)に対して、どれだけ配当を出しているかを示す株主還元の指標です。計算式は次の通りです。
DOE = 配当総額 ÷ 自己資本 × 100
これは「配当性向 × ROE」に分解することもできます。
特徴・ポイント
- よく使われる 配当性向(=配当総額 ÷ 純利益) は分母がその期の利益のため、業績が変動すると配当がブレやすい
- 一方DOEは分母が自己資本(過去から積み上がった資本)のため、単年度の利益変動の影響を受けにくく、配当が安定しやすい
- 近年、日本企業で「DOE ○%を下限とする」という形で、安定配当・株主還元の方針として掲げるケースが増えている
数値の読み方・売買での使い方
DOEは短期売買のシグナルというより、企業の株主還元の手厚さ・配当の安定性を測る指標として使います。
- 数値が高いほど株主還元に積極的(一般に 2〜3%以上 だと還元意識が高いとされる)
- 「DOE ○%を下限」と方針を掲げる企業は、減益局面でも配当を維持しやすく、配当目的の長期保有に向く
- ただし利益を超えて無理に配当している(高いDOE+低いROE)場合は、財務の持続性に注意
- PSR(割安度)やROIC・ROE(稼ぐ効率)と組み合わせ、「割安かつ効率よく稼ぎ、株主還元も手厚い」銘柄を絞り込む使い方が有効
用語/doe.txt · 最終更新: by conductor
