====== ファンダメンタルズ大全 ====== {{pasted:20251111-210207.jpeg?300}} 2024年6月25日発行 ===== 第2章 決算書を見て企業の実力を分析する ===== *有価証券取引所は、決算から約3ヶ月後に開示される。簡易版の決算短信は、決算から45日以内に開示される。 *発行済み株式数の5%超を保有したときには、原則5日以内に大量保有報告書を提出する義務がある。その提出後1%以上増減したときには、変更報告書を提出する義務がある。 *国ごとの会計基準を[[GAAP]](Generally Accepted Accounting Principles)といい、日本は主にJGAAP、米国は主にUSGAAP、NonGAAPを会計基準にしている。欧州はIFRS(International Financial Reporting Standards、国際財務報告基準、イファース/アイファース)を会計基準にしており、日本・米国もこれに追随している。 *損益計算書=P/L(Profit and Loss Statement)の一番上の売上高はトップラインともいう。上場企業全体の増収率は平均5%程度。続いて上から[[売上総利益]]、[[営業利益]]、[[経常利益]]、[[税引前当期純利益]]、[[当期純利益]]が記載されている。一番下の当期純利益はボトムラインともいう。 *売上高総利益率(%)=売上総利益÷売上高×100%。同業種内での比較が重要。 *売上高営業利益率(%)=営業利益÷売上高×100%。同業種内での比較が重要。 *売上高経常利益率(%)=経常利益÷売上高×100% *景気が良く市場全体の設備投資が盛んなときは、証券コード6000番台に多い設備投資関連株の上昇も期待できる。 *貸借対照表=B/S(Balance Sheet)の右側には、上段に負債、下段に純資産の記載があり、左側には総資産がある。右側総額の総資本と、左側総額の総資産は同じになる。p.61